2013年 7/27 O-Crest 20周年ファイナル「ありがとう!君に会いに行く!」:榊いずみ

橘いずみ
ちゃんと認識してる曲は10曲くらい、という状態での参戦です。
一応2枚組ベスト借りて予習しました。
http://sakakiizumi-info.seesaa.net/article/355906164.html




18時10分頃になると、バンドメンバーが入場。
そして登場の橘いずみ…!
おおおおおおお!久松と違って、これはちゃんと橘いずみしてる!
俺が知ってる橘いずみの顔をした橘いずみが間違いなくここにいます。

そして一曲目は…いきなり知らない曲!
『プラズマ』という曲らしいが…
しかし、橘いずみの声、ギター、バンドサウンドなどのライブの諸々を
楽しむには十分すぎます。
ちなみに過去のセトリを軽く見た感じ、
この『プラズマ』は1〜2曲目に良くやってる曲らしい。

バンドはちょっと若めのギター、ちょっと渋めのベース、ドラムという構成。
どうやらギターの佐藤ワタルという方が、
ずーっと一緒にライブをやってるだけでなく、
ライブ当日に発売されたセルフカバーアルバム「AG」の編曲や楽器の演奏、
榊いずみと一緒にポッドキャストをやる等、
かなり付き合いのある人らしい。
後のMCも、ほとんどがいずみさんとワタルさんとのやり取り。
ドラム、ベースはほぼしゃべらず、演奏に徹してました。


以下セトリ

2.まにあうかもしれない
聞いた事あるなー、と思ったけど、上海バンドネオンカップリングか!
いきなりレアなチョイス?


3.上海バンドネオン
キタキタきたきたきたー!!!!!!!!!!
最も聞きたかった曲の一つ。
あの特徴的な中国風メロディはワタルさんのギターで再現。
原曲の山びこっぽくなってるやつは客が歌ったりするわけでもなく。
サビになるとワタルさんもコーラスで参加したりします。
「歴史的 素敵」の「素敵」の箇所は客に言わせたりするのも
「ライブだとこうなんだー」みたいな発見があっていちいち感動。
そしてあの中国語の部分もしっかりあってついついニヤニヤしてしまいます。


セルフカバーアルバム「AG」だと
「終わらない 真夜中」の「真夜中」のキーが上だったり、
Cメロ後のウォーアイニーだったりと、
原曲とちょっと違う歌い方の箇所があるのですが、
ライブはそのAG寄りの歌い方、
つまりは今の歌い方はそれって事でしょう。
アレンジはAGと違うよ。
バンドで再現という事で、原曲とも違いますが、全然アリです。


4.またかけるから
知らない&もう忘れたw

5.銀河
一応予習で聞いた曲だが…あんま印象に無いw

6.SHOOTING STAR
予習した曲の中では、耳に残りやすい良曲。
「Ooh la la la」を客に要求したりと、なかなかの盛り上がり。

7..蜘蛛の糸
「新曲です。ライブではもう何度もやってるけどね」というMCのもと披露された曲。
アコギメインでメッセージ性の強い詞を歌う、
というのは鉄板的な良さがあります。

8.アドバイス
これまた予習した曲の中では良曲の部類かな。
メロディーがいい。


9.Hello,Hello
前2曲以上に特徴的な歌詞が印象的な曲。
しっかり歌詞を把握しているわけでは無いですが、
とりあえず言葉に耳を傾ける事に集中します。
集中しても良くわかんないんだけどw
まあ、雰囲気で。


10. バニラ
きたきたきたきたー!!!!!
バンドのアレンジはより重厚に、カッコよさを増しています。
聴き所である「いい加減にしなさいのぼせてないで…」の箇所は、
もっとシャウトしてくれるのかと思ったけど、
通常の歌声よりちょい増しくらいの感じ。
「AG」でもこれくらいなんですよね。
そういや「AG」だと原曲より若干テンポ遅めだったけど、
ライブもそんな感じだったような…(もう忘れたw)


11.失格
そして続けざまにこの代表曲!
橘いずみだなーって感じられる、濃い詞の曲が続いてくれちゃいます。
俺の中ではそれほどでも無いこの曲も、
代表曲だけあってそれなりの馴染みもあるし、十分楽しめます。
けど「あなたは失格!」の箇所はついていけなかったw


12.太陽
さらにこの流れでコレかよ!
この曲って自分の中でベストを借りて初めて聞いた曲なのか、
当時聞いてた曲なのか、イマイチはっきりしないんだよなー。
それくらい既視感があるというか、橘いずみ感が溢れてるというか、
とにかく馴染み易い曲。


13.1982年の缶コーラ
知らない曲だけど、タイトルはすげー印象的なんだよなー。
カラオケの歌本でやたら目に付くせいだろうなーw
非常にライブ映えする曲かつ、詞も聞き取りやすく耳に入りやすく。
まあ、知らない曲なんで、その盛り上がりについていけない部分もありますが、
見よう見まねで盛り上がりますw


14.目の前のドアを開けろ!
予習した曲の中では馴染み易い良曲。
本編最後というポジションにふさわしい盛り上がり。



アンコール
1.永遠のパズル
アンコールは物販のAGTシャツを着て登場。
そしてこのヒット曲!
…けど、不思議とあまり覚えて無いw
「志は高く夢は天を越えて…」の箇所なんかは
聴き所の一つだと思いますが、
どんなだったっけなあ…w
集中して聞いてたはずなんだけどなー。


2.まんまる
こっちもあんまり覚えてないw


ダブルアンコール
1.アマリリス
まさかダブルまであるとは!
しかもアマリリス
リコーダー誰か吹いて欲しかったなーw


2.サルの歌
ここでベースとドラムはハケます。
AGというアコースティックアルバムを出しておきながら、
バンド編成でお送りしてきたこのライブ。
最後にして2人だけで演奏されるのは…『サルの歌』!!!!!
もうイントロの特徴的なメロディーで泣きそうになります。
非常にアコースティック映えする楽曲、印象的な詞、
何よりこの曲は、俺がラジオを聞き始めた20年前の秋〜冬に
ニッポン放送でよく流れていて、
初めて橘いずみを認識した楽曲。
これは…沁みます!!!!
いいねいいねー。



セトリは以上。
ふと思ったのは、橘いずみに関しては、
アコースティックも悪くないのかなーって思った。
バンドサウンドになると、詞が聞き取りづらい時もあるし、
やはり橘いずみは「詞」のウェイトが高いアーティスト。
ギターくらいのメロディーでその言葉に耳を傾けて聞く、
ってスタイルの方が良かったりするのかなー、とか思いました。
まあ、詞をちゃんと理解してる楽曲前提だけど。




○MCについて

ライブが始まってすぐのMCで、
混んでる中でのスタンディングライブを気遣ってか
「具合が悪くなったら、遠慮なく出て行ってくださいね」
みたいな発言をして、
「出て行くんかい!『手を挙げてくださいね』とかじゃないんだw」
と、脳内で突っ込まずにはいられませんでした。
この発言でまた盛り上がり、バンド形式のロックなライブ、という様式に
ハマっていたと思います。


MC中に大声を出す、話しかける客ってライブには珍しくないけど
(この年代、世代では珍しいと思ったがw)、
1人やたら目立つ客がいました。
俺は別に迷惑とは思わなかったけど、
そんな客とのやり取りもしっかりと楽しんでました。
この雰囲気含めてバンドスタンディングライブ、って気もしたし。


また、twitterで「遠距離から来る」と宣言していた人にも言及。
それが「福岡から来るって人いたよね?」みたいに、
具体的な地名をいずみさん自ら言っていたのが印象的。
ちゃんと見てるなー感。
前から2列目くらいにいた札幌から来た女の子を
「せっかくだから」と先頭へ導くサービスっぷりw


FNS歌謡祭の告知も。
「その辺の奥さんがこんな番組出ちゃっていいの?」
みたいな趣旨の発言をしていたのが印象的。
やる曲は当然言えず…

てっきりこういうのって、
榊いずみチームで参加するのかと思いきや、
盟友と思われたワタルさんは「家で見てる」、
いずみさんも「1人で来い、と言われた。テレビは色々あるのよ…」
みたいな事を言っていて驚いた。
その驚きの中には
「1人で来い=マネージャーや他のスタッフとかいない、完全に独立した存在なんだなー」
というのも含まれてますw


8月の八街の夏祭りの告知は、客から「八街はー?」みたいな指摘があって、
思い出したように告知w
さらには別の客からイベントのチラシを受け取って告知するというのも
アットホーム感があってよかった。


あまちゃんにハマっているといういずみさん。
あまちゃん展がライブ会場と同じ渋谷で開催されてる事もあって
「ライブよりあまちゃん展に行きたい」みたいな発言まで飛び出す始末w
しかし、反骨精神、鋭利、攻撃的、というイメージのある橘いずみ
こんな国民的ドラマを見ている、という事自体に違和感も感じたw



MCは割と長めでしたが、
この辺のMCはいずみさんとワタルさんのポッドキャスト
最近収録できてないので、そちらに流用するとの事w




○その他

サポメン以上の関係性を見せたギターのワタルさん。
曲によってはギターを弾きながらハーモニカ吹いたり、
『SHOOTING STAR』あたりではピアニカの演奏もありました。
ワタルさんじゃなくて
いずみさんがギター弾きながらハーモニカ吹く曲もありましたね。
ハーモニカのあたりが良くなくて、
ギターから手を離してしっかり咥える仕草が印象的。



ライブには小さいお子さんを連れた客も後ろの方にいました。
この世代ならでは…と思いつつ、
「このバンド形式のスタンディングライブで大丈夫か?大人しく見てられるのか?」
と思いましたが、
開演前は割とうるさかったお子さんも、
始まると結構な爆音の中、大人しくしていたのには驚きました。
いやー、歌の途中で声出されちゃたまらないからさー。
特に橘いずみの歌は入り込んで味わいたいし、詞が大事なわけだし。
後ろの方は関係者席になっていたので、ママ友とか?



○物販
ライブ後の物販スペースには、いずみさん本人がご降臨!
この日発売のアルバム「AG」を求める客で長蛇の列。
購入者にはサイン&剥がしなし(多分)のトーク
ライブ開始前の物販で買った人もサインに応じます。


剥がしがない&並ぶのが遅かったので40〜50分くらい待って、
ようやく物販ブースへ。
Tシャツとか色々ありますが、「AG」のみ購入。
前の人のやり取りを見ていると、なんと、写真撮影までしてます。
特にそんな告知はしてなかったのですが…
誰かが頼んで、いずみさんが快く応じて、
俺も俺も状態になってるのか、
それともいつもこうなのかは分かりません。


ブースの周りは子供達が走り回ってますw
それがママ友、知り合いの子供なのか
いずみさんの子供なのかは分かりませんが
(ママって言ってた気もするようなしないような…)、
可愛らしかったです。


いよいよ俺の番。
緊張しつつも初めてライブに参加したことと、
『上海バンドネオン』やってくれて嬉しかった事を伝える。
「AGでもまた違った面白いアレンジになってるんで、楽しみにしててください」
みたいな反応。
AGといえば、最後の『サルの歌』もめっちゃ良かったです、みたいな事を言う俺。
そして買ったばかりの「AG」にサイン。
多分サインする物は何でもいいと思われます。


写真撮影も依頼。
便乗するのは好きではありませんが、禁止されてるわけでもないし、
このタイミングを逃したら絶対に後悔します。
iPhoneでパシャリ。
写りは…あまり良くありませんが、まあいいでしょうw
写真撮影OKって分かっていたら、デジカメ持ってきたのに…

そして握手。
俺が見ていた限りでは、
いずみさんの方から手を差し出して握手を要求してました。
つまりは、感じいいです。



そんなわけで終わりです。
今後参加するかは、もっと楽曲を理解してからになるかなー。
ちょっと前のFNS歌謡祭での反応がかなり良いらしく、
その熱を受けて俺も『失格』とかまた聞いたりしてるし、
そんな新たな流れが新たな何かに繋がれば、
また面白い事になるんじゃないかなー、と思います。