2021年 7/24 Zepp DiverCity 『ORESAMA ONEMAN LIVE "SUMMER NIGHT PARTY"』:ORESAMA

コロナ以降初めてのライブ。
座席は左側ブロック4列目。
後ろの方は分かりませんが、前の方は間隔空ける事なく詰まってます。
当日券も販売。


入場の際は、事前にインターネットでの問診票なるものに記入が義務付けられています。
問診票って言っても、健康状態について聞かれるわけでもなく、
注意書きの同意書と、席番号や個人の連絡先なんかを記載したやつなんだけど。




〇メッセージカード

座席にはメッセージカードが置いてありましたが、
ツイッターを見ると、なんとこれが手書きで、
一人一人微妙に違う事が書いてある!!!
この心遣いは素晴らしいですねー。

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〇開場~開演まで

16時開場の17時開演なのですが、
16:30過ぎあたりから、DJの人(モニ子さん)が現れて、ステージのでべその先端でDJしてました。
カッコいいEDMっぽい曲で、アニソンとかでは全く無い感じ。
DJの方はライブのサポメンでお馴染みの方らしいのですが、
青い髪色のせいもあり、ストリーマーのyunocyに似てるなーと思ってましたw



定刻を過ぎ、モニ子さんによるライブの諸注意があった後、モニ子さんが引っ込んで、
いよいよステージの幕が上がります。



〇ファーストインプレッション

幕が上がって最初の曲は『OPEN THE WORLDS』!!!
1曲目に相応しいテンションの上がる楽曲。
そして目に飛び込んでくるステージの輝きと、
初めて見る生のメンバー、
特にその生の音源の圧を浴びた瞬間の心地よさと言ったらなかったですね。

一番目を引いたのは、ホーン隊がいた事!!!
サックス、トランペット、トロンボーンの3人で編成されたホーン隊だが、
このおかげで生の良さがより引き立ったように思えた。
なお、曲によっては不参加でいない時もあります。





〇客層や客のノリ

思ったより男性が多かったなー。
もっと女性が多い予想だったが、8割は男性だったように思う。
比較的最近のアーティストだけあって、年齢層は若めかな。


アニソン系なのでサイリウム多用かと思いきや、
グッズのサイリウムを使ってる人は少数派。
全体の2割くらいじゃない?
公式のサイリウムが変な形のやつで、
通常の棒状のやつは振りにくいからどうしようかなーと心配してたけど、
振らずに済んで助かったw

サイリウムよりも音に任せて踊ったり動いたりって感じのノリで、
俺に合った感じで参加しやすかったです。
まあ、コロナ禍のせいもあるのかもしれませんが…
当然コールの類なども禁止されてるので、その辺も結果良かったなーと。




〇照明&映像

まあ100点と言っていいんじゃないかな。
ORESAMAのカラフルなカラーイメージをしっかり再現していて、
レーザーもふんだんに使われ、
レーザー担当がいるってのも納得。

https://twitter.com/yamageeeeeeeeee/status/1418932547040387072?s=20


また、曲によってはステージ上空の四隅に、
曲のPVに出てくる、うとまるデザインのキャラクター(幽霊やら雲やら星やら)が
浮かびあがります。
どういうシステムなんだろうなーアレ。

ただ、それに気づいたのが5曲目の『ホトハシル』の時だったんですよねー。
座席が後ろでステージ全体を見ようとするなら、
もっと前に気付いた可能性もあったけど、
座席が前故に、出演者ばかりを見ていたから、気付くのが遅れた…
というか、それほどまでにキャラクターが小さい、ってのも×かなー。



というかだ。
そもそも俺はPVでORESAMAのファンになったので、
もっと映像演出に期待をしていた。
だが、そういうのがほぼ一切無かったのは残念…
まあ、ライブはリアルなものだから、あえて切り離した可能性もあるけど
(ちなみに過去のライブ映像を見ると、PV的な動画流したりするのはやってるっぽい)。

そういう意味では、うとまるキャラのレーザー演出(なのか?)は、
もっと大きくして欲しかったが、
映像演出が一切無い以上、このレーザー演出まで無かったら…
うとまるキャラがいなかったらかなり悲しい結果になっていたので、
そういう意味ではレーザー演出はかなりアリ。


ちなみにステージ写真は、ナタリーのページをご覧ください。
セトリも載ってます。

https://natalie.mu/music/news/438742




〇歌唱力

最初聞いた時は、高音は出る、ピッチは安定してる、
けど、歌は普通かなー、と思いました。

だが、途中3曲くらいバラードやるパートがあるんだけど、
そこでの表現力と、純粋に聞かせる力に驚いた。
これは普通に上手い。

そうなると、バラードパート以降も歌が上手く聞こえて、
徐々に調子出るタイプか?とか思っちゃいました。
正直この手のタイプのアーティストに、歌唱力はそんなに期待してなかったというか、
舐めてた部分もあったからさー。




〇Gimmme!

事前にカンタンな手拍子のフリをSNSで公開。
ライブでも1回練習して、是非やってください、ってノリかと思いきや、
「やってもやらなくてもどっちでもいい」みたいな事言ってたの、
良かったなーw
なんか、ライブ全体が、この音楽に合わせて自由に参加してください、
みたいなテイストに溢れてて、実際客もそんなノリなんだけど、
この、どっちでもいい発言が、それを象徴してて良かったw



〇迷子のババロア Dressup cover

ORESAMAyoutubeでDressup coverと称したリミックスみたいなのを公開してて、
そのバージョンでの演奏。
正直そっちは追ってないので、普通にやって欲しかった感もあるけど、
まあしゃーない。
ちょっと短めだったしね。

この曲自体はサビのメロディーが印象的ですが、
そのテイストはしっかり感じられたので〇。



〇「ねぇ神様?」 Dressup cover

もう一つリミックスから選ばれたのがこのチョイス。
初聞きだったのだが、これが凄かった。
バラードパートのラストに添えられたこの曲は、
曲の内容ではなく、曲の存在自体にストーリー性を含んだ曲なのですが、
そのストーリーをより強く感じさせるようなアレンジに、
大サビ前でアカペラでの歌唱や、その歌声の表現力、照明の演出などと絡み合って、
とても素晴らしかったです。

https://note.com/pon_oresama/n/na67a0a5dcdad
https://note.com/pon_oresama/n/n960caf07bf64


ちなみにストーリーに関してはこちらを読んでいただければ。
読む前からいい曲だなーとは思っていましたが、
俺はこれを読んで、よりこの曲が好きになったし、
よりORESAMAの事が好きになったし、
タイアップに即した良く出来た曲だと思いました。



〇新曲

今度リリースされるアルバムのリード曲という事で期待しましたが、
一回聞いた感じだと、ちょっと凡庸かなー。
今後伸びる可能性は十分ある。



ワンダードライブ

この曲、最初にアルバム借りた時はそうでも無かったんだけど、
ライブ2週間くらい前からハマリ始めて、今は★5あるって位好きな曲。
キャッチーな歌詞と掴み、疾走感とアレンジの音色が魅力的な楽曲です。

サビの歌詞から始まる曲なのですが、始まった時のフロアの空気の変わった感じ、
熱を帯びた感覚は忘れられないなあ…
俺は狂喜したが、みんなも狂喜してる…そんな感覚。
もちろんめっちゃ大盛り上がりですよ。



〇流星ダンスフロア

このアゲ曲がワンダードライブと続いて行われたのは、
ちょっと勿体なさもあったかな。

このライブでは、コロナ禍故の参加のしやすさがメリットだなー、
と思っていたのですが、この曲に関しては
みんなで「disco time magic」って言いたい!!!
スタンディングでみんなでわちゃわちゃと踊りたい!
という感覚になったなー。
disco time magicの所では、ギターだけでなく、
様々なパートのソロパートが演奏され、
そこからの間奏~大サビの流れが素晴らしすぎて頭が狂ってちょっと泣いちゃう位の
言語化出来ない感覚に襲われましたw




Trip Trip Trip

アンコールにて。
これも人気曲だし、タイアップ強めのシングルだし、
やって当然かと思われたが、
結構久々だったっぽい?

後ろにPVの映像が流れていたようですが、
波状の布?のようなものに映し出される形になって、
何だか分からず、
正直機能してるとは言い難かったです。





〇ボリュームに関して

曲数は16曲。
うち2曲がアンコール。

16曲って聞くと、十分なボリュームに感じるが、
ライブ全体は1時間半。
これはすげー短いって感じたなー。
世のライブってこんなもんだっけ?
なんか歌以外の楽しませる演出があっても良かったかなーと
思いつつ、あえてそういうのはやらない方向性なのか。




〇ダンサー

もし不満点を挙げるとすれば、
ダンサーがいなかった事だね。

俺は『流星ダンスフロア』のPVを見てファンになった。
そのPVの要素として、アートワークだったり、うとまるキャラだったり、
実写のメンバーだったり、色々あるわけだが、
その中に、「ダンサー/ダンス」要素があったのは間違いない。
PVによってはダンサーがいない曲もあるが、
ダンサーがいる場合は、ボーカルのぽんちゃんをセンターに、
左右両隣に女性が一人づつの、
3人女性グループのような様相。
この収まりの良さも絵になっていた。


当然俺はライブでこのダンサーが登場したりするパートがあると期待していたが、それは無く…
(ちなみに過去ライブ映像を見るとあるっぽい)
それに合わせてか、ぽんちゃんもPVほどのフリはやってないように感じたかなー。


今回は、おそらくダンサーがいない代わりにホーン隊なんだろう。
ツイッターでもホーン隊に触れてる人が多かったし、
ホーン隊自体初めての試みだったっぽい。
だが、俺はホーン隊とダンサーの二択なら、
ダンサーの方が絶対良かったです。






そんなところかなー。

最近好きになったアーティストを初めて見る、って感覚が久々だったし、
色々特徴もあって十分楽しませていただきました。
またワンマン行きたい気持ちもありますが、
ワンダードライブ~流星ダンスフロア」が至高すぎたので、
何かの対バンで持ち時間30分くらいの、
いいところをつまめるライブでもいいかなー、という気もしましたw

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