2017年 10/12 Zepp DiverCity 「「TOMMORROW NEVER KNOWS『LUCKY SEVEN』」:森高千里

http://www.moritaka-chisato.com/news_detail/5394.html



番号は真ん中辺でしたが、
いくつか柵があるうちの最前エリアの後ろの方をゲット。
結果的には森高がセンター及び右にいればしっかりと肉眼で見ることが出来て、
かなりいい場所でした。
こうして前で見られた時点でライブハウスの
長所を十分に享受できたといっていいでしょう。
ホールにはホールの、ライブハウスにはライブハウスの良さがあり、
今回の「TOMMORROW NEVER KNOWS」は、
そのどちらも楽しめた良企画だったと思います。




〇開演前

後期〜末期のアルバム曲が流れてたと思います。
リミックスかセルフカバーっぽいのも流れてました。
開演が12〜13分ほど押したこともあり、
開演時間以降のBGMは客もだいぶ盛り上がってました。





〇オープニング

セトリが公開されてるので、
普通に1曲目の『手をたたこう』から始まるのかと思いきや、
一瞬『手をたたこう』のアレンジにも思えるようなバンドサウンドで、
森高登場!
しかも、ステージ中央でドラムを叩いての登場だ。
「ザ・森高」では歌だけで、
MCで「来週のライブはドラムやギターを演奏したりするから…」
みたいな事言ってたけど、早速のドラマー森高を拝めるとは!
つーか、座ってるので見えづらいですw




〇手をたたこう

ドラムが終わると、今度はギターに持ち替えて歌います。
この一連や曲の入り方などは、ガールズロックバンドのボーカリストみたいな
風格さえ感じました。
「ザ・森高」同様、ライブ映えするバンドサウンド
曲自体は☆2くらい。
「今度はモアべターよ」とは言わなかったですw




〇ロックンロール県庁所在地

ここでもギター弾いてたと思います。
注目の埼玉は、やはり「さいたま」で歌ってましたw
曲自体は☆3。
若い頃はこの面白要素を好意的に受け止められましたが、
今になるとくだらなく感じるw




〇ファイト!!

ここからギター無し…だったと思う。
☆4…いや☆5はあるかもって位好きな曲。
俺ツボの青春要素と励まし要素を満たすこの曲は、
テーマとなる野球部がクラス内ヒエラルキー上位であるという
マイナス要素を差し引いても高評価せざるをえない大名曲。


だが…なんとこの曲、フルコーラスじゃない!!!
1番→間奏→大サビというショートバージョン。
これには激萎え…
3曲目から俺のテンション下げさせて、この先どうするの、って位に死んだ。

確かに今回、曲数多いから、
ひょっとしたらメドレーないしショートバージョンもあるのかと思ったが、
まさかこの曲が対象になろうとは…

しかも最後まで観て分かったけど、他の曲は全部フルでやってるのに、
これだけ短いんでやんの!
他のアルバム曲を差し引いて、シングルのコレが短いだと?!
確かに「LUCKY SEVEN」のライブだから、
そのアルバムの曲の方が優遇されるのかもしれないが…

ひょっとして俺が感動しすぎてぼんやり聞いてただけで、
実はフルでやったのかも?!
と後から思っちゃいましたよ。
いやーこれはリベンジ案件だなー。




〇地味な女

タイトル通りの地味な曲。
☆1〜2




〇友達の彼

地味ながらも意外と味わい深いけど、結局☆1〜2くらいかなー。




〇ライター志望

これだけ音源持ってないんだよねー。
タイトルは印象的だけど、曲はそこまで印象に残らなかったり。
聞くと、あーこんなだったなー、ってなるんだけど。
「あっけらかん」が印象的で楽しげですね。
音源持ってないのにアレだけど、☆1〜2くらいかな。




〇道

これは名曲!!!
音源持ってなかったので直前でCD買った位。
詞も曲も転調も高レベル。
特に転調後のサビのメロディの変化が、
通常のサビより物足りなくなるんだけど、それがいいっていうかw
過去のライブ動画のように、たっぷりとした表現力のある歌い方です。
☆4。




ザ・ストレス

「ザ・森高」同様の衣装に着替えての歌唱!
寸劇パートはありません。
早口言葉の所は開幕の赤巻紙青巻紙黄巻紙の所をとちって言い直すシーンも!
いやーむしろこういうのが観たかったwww
フリはなんか「ザ・森高」の時より良く見えたなー。
距離が近かったからかなw


曲が終わると森高はハケて、
モニターに最近の森高のオフショット写真が表示されます。
BGMは『ザ・ストレス』のアウトロが流れ続けてます。
その間に衣装替えかな?
なんか、あまりうまくない演出でした。




〇私の夏

ちょっと長めのイントロ。
衣装も変わって気持ちもはじけます。
名曲なのはもちろんですが、俺にとっては森高のラジオを聞き始めた時の
オープニングがコレで、
まだこの曲が森高の曲だと認識してない頃から聞いていた曲。
この曲のイントロなんて最高の掴みなわけじゃん?
岡田屋モアーズが何だか分からなかったあの頃ですよw
☆4〜5。




〇風に吹かれて

俺が森高のラジオを聞き始めて、最初に遭遇した
「次にリリースされる最新シングル」がコレでした。
そんな思い出補正もありつつ、散々聞いて飽きのある曲でもあります。
☆3。




〇ロックン・オムレツ

セットリストにも記載されてない曲。
『風に吹かれて』と『渡良瀬橋』の間だったと思う。


MCによると、当時まだ未完成だったので、1番だけ披露したんだとか。
ライブDVDにも未収録のため、
当時のライブに参加したファンも覚えてないようで、
「覚えてる人?」との問いに、会場が水を打ったように静まり返ってましたw

ちなみに別のMCで、当時のライブに参加した人、との問いには
結構な手が挙がり「思ったより少ない」と言われた「ザ・森高」とは違い、
「おお、たくさんいる」と森高は言ってました。
それだけの人がいながら、皆覚えてないっていう…


そんな『ロックン・オムレツ』を、今回はフルコーラスで!!!
これはお得感があります。
まあ、曲自体は子供向けの要素が強く、
『ロックンロール県庁所在地』のようなくだらなさを感じてしまいます。
キャッチーさでギリ☆3あるかな。
つーか、お得感はあるけど、
これやる位なら『ファイト!!』フルコーラスでやってくれよw




渡良瀬橋

直前にMCで今度出る渡良瀬橋のブルーレイの告知してました。
これも名曲だけど擦られてる。
だけど、『雨』ほどの飽きはありません。
噛みしめ甲斐あるし、森高のリコーダーも見れるし。
☆4寄りの☆3かな。




〇さよなら私の恋

これも地味ながらも味わい深い曲。
どこか懐かしさも感じさせてくれる。
爽やかで明るいのもいいね。
☆2




〇I LOVE YOU

これを聞きたかった!!!!
足利に向けてCD買って色々聞いた時に一番ハマった曲。
『I LOVE YOU』なんてタイトルの歌は、多くのアーティストが歌ってるが、
これでこの世界観…さすが森高!と思わずにはいられない歌詞。
I LOVE YOUの連呼のサビは、カラオケで歌った時、
カラオケ待ちしていた小さい子供が口ずさんでしまう位の
キャッチーさを持っている。
さらにはライブの盛り上がりもバッチリ。
☆4




〇ハエ男

当時の「LUCKY SEVEN」では曲の途中からハエ男が出てくるのですが、
そのタイミングになると、ハエ男の映像が流れるという、
一週間前にやった「ザ・森高」の『ザ・ストレス』のような展開。
しかも、当時のライブ映像ではなく、PVの映像です。
「ザ・森高」の時はライブ映像だったのに…まあいいけどw


曲そのものは☆3。
『ロックンロール県庁所在地』みたいな感じ。




〇私がオバさんになっても

これこれこれー!
森高の代表曲でありながら、ノリもばっちり!
歌詞の面白さは言うに及ばず、メロディの美しさもあります。
☆4だが、ヒット曲の魔力でライブ映え☆5はあるかもしれません。
楽しかった!!!!




〇テリヤキ・バーガー

本編最後。
「ザ・森高」でも聞いてるし、一緒ですw





〇雨

アンコール明け。
「ザ・森高」でもやった『雨』ですが、今回はちょっと違います。
過去の「LUCKY SEVEN」ではピアノの弾き語りをしたらしく、
それも再現します。


「あー緊張する」とか言いながら、乗り気じゃないムードも醸し出しつつ、
弾き始めますが、イントロの時点で「あー間違えた!もう1回」と、
やり直しを希望www
俺としては、どこが間違えたのかサッパリ分からなかったのだが…


そしてやり直しの二回目、最初以上の緊張感とプレッシャー…
そしたら、またもイントロで間違えた!!!
今度は素人にも分かる、明らかに音を外した間違い!!!


おいおい…確かにこういう展開は美味しい。
サラッとやられるよりは全然いいが、
さすがに2度も間違えるとなるとやばいぞ…
という緊張感があります。
まあ、能天気に応援してる客もいたから、会場全体に緊張感がつつまれていた、
というわけではないですが…



そして3度目の『雨』…もうやり直してる暇なんてないぞ?!
もう間違えてでもスルーして完走しなければならないレベル。
それは森高もそう思ったのか、イントロをクリアして、見事に完走!!!
ぶっちゃけ演奏はぎこちなさもあったものの、露骨な間違いは無かったと思う。
このハラハラドキドキ感はエンタメとして十分に機能してたし。
スリルがエンタメに繋がるのはアキラ100%で証明済みだw


ただ、『雨』ってじっくり聞かせる感動的な曲だし、
それでこのスリル感は不要だよなーw
俺は「ザ・森高」で本来の『雨』を聞けたからいいけど、
「LUCKY SEVEN」だけ参加で『雨』めっちゃ好きな人だったら、
コレジャナイ感あったかもw




〇Memories

これも聞きたい曲ではあるが、☆4に近い☆3くらい。
佳曲って感じ。




〇この街

「ザ・森高」でもやりました。
まあ名曲ですね。




〇コンサートの夜

ダブルアンコールだった…と思う。
これも聞きたい曲だけど、「Memories」同様、☆4に近い☆3くらいか。
この頃には疲れて集中力も切れてたしw






〇セット

「ザ・森高」では、当時のセットを再現していましたが、
今回はセットらしいセットは特になし。

というのも、当時の「LUCKY SEVEN」のライブは、動画で見た限り
お城みたいな大がかりなセット。
それを1日だけのために再現するのは無理があるし、
前日にも同じ場所で別のライブをやってるのに、
1日だけ組んでバラすってのも無理があるし、
そもそも「ザ・森高」は昔のライブのセットが残っていた、
という話だったのだが、今回は特に触れてはいないものの、
残っていなかったって事なんだろう。
1日だけのために作るのも予算的に無理がある。



後ろにLEDのモニターがあるのは「ザ・森高」と同じです。
「LUCKY SEVEN」のロゴが表示され、同じような使われ方してました。




〇バンドメンバー

当然と言えば当然だが、先週の「ザ・森高」と同様。
ドラムの人は、「ザ・森高」だけでなく、
「ROCK ALIVE」「LUCKY SEVEN」も当時叩いた人だそうです。




〇グッズについて

Tシャツ、タオルは完売しているらしく、
他の売れ残ってるグッズの宣伝。

特に携帯に使うジョイソケットの宣伝を
真っ先に&時間をかけてやっていたので、
岡村歌謡祭で携帯スタンドが余った時の事を盛大に思い出してしまったwww
携帯グッズってのも共通してるしw
星野源も言ってたけど、やはりライブで使わないグッズは売れないんだよw

携帯グッズという事で、
平野ノラばりに「しもしも〜?」とか言って説明してたのは良かった。




〇衣装

3パターンあったかな?
赤いやつとザ・ストレス以降の青いやつと、
アンコールのシルバーのもの。
どれも「ザ・森高」同様、過去の「LUCKY SEVEN」の衣装を模したもの。
ファンの人の中には、過去衣装のコスプレしてる人もいて、
MCでその人を見つけては「そっちの方が本物っぽい」と言ってましたw






そんなところで終わりです。
「TOMOEEOW NEVER KNOWS」は3つあるうちの2つ行きましたが、
どちらも違った魅力があって、良い所をチョイス出来たかな、と思います。
けど、今回のLUCKY SEVENの方が、曲も良く、
近くで見れたので良かったです。
美味しいシーンもあったしw