2013年 3/31 足利市民会館 森高千里LIVE ザ・NEW SEASON!〜 DO MY BEST in 足利 〜:森高千里

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開演前の会場は、森高とは一切関係無いアンビエントというかアンニュイなBGMが
ずーっと流れていて、デビュー25周年のロゴが動いています。



16:10くらいになり、開演。
ロゴが映し出されていた幕に、
宇宙のトンネルをジェットコースターのスピードで走り抜けるような、
そんな映像と、アンビエントな雰囲気は保ちつつも、
スピード感のあるBGM。
絵もBGMも、森高らしさゼロで、全然関係ありませんw
この間にバンドメンバーはスタンバイ…してたと思います。

そして唐突に幕が落ち、『ロックンロール県庁所在地』が始まって、
ドラムを叩きながら歌う森高がずいーんと前にせり出してくる、という始まり。
全然BGMと曲が繋がってなくて、ちょっと笑えるレベル。


いよいよ登場の生森高!
しかもドラムつき!
いきなり見るところが多いですが、
埼玉が「さいたま」になっている所はしっかり確認。


席が前の方なので、肉眼でも良く見えますが、
やはり活躍するのは双眼鏡。
見れば見るほど、噂以上の美貌です。
若干顔がふくらんだ感もあるけど…
プリプリの顔の変わらなさ(一部)にも驚いたもんですが、
こっちは素材が違います。
基本的に俺の中の森高は、ラジオの存在が大きく、
そこから派生した歌や曲だったりするので、
顔や脚といった外見面はそれほど重視してないのですが、
それでも「圧倒的」と感じるほどの外見の良さです。


引き続いてドラムを叩きながら『マイ・アニバーサリー』。
30日はここが『ザルで水くむ恋心』とかいうまっっっったく知らない曲だったらしく、
二日目でよかったと思いましたw
この曲もそんなに好きってわけじゃないけど、そんなに嫌いでも無いし。
一端終わって始まる所とか、タルいよねw


ここでMC。
基本的に2曲やったらMC、ってパターンが多いです(たまに3曲)。
『マイ・アニバーサリー』の終わりの方で『ハエ男』の鳴き声みたいなのが聞こえて、
「今度はモアベターよ」とか言ってまだ続きそうな感じだったのに
MCになって驚きましたw

ここでドラムセットは退場。
もっとドラマー森高も見たかった気もしますが…




とりあえずセトリ。


1 ロックンロール県庁所在地
2 マイ・アニバーサリー

3 NEW SEASON
4 ザ・ミーハー

5 道
6 私がオバさんになっても

7 ザ・ストレス
8 SWEET CANDY
9 二人は恋人

10 渡良瀬橋
11 一度遊びに来てよ

12 気分爽快
13 17才
14 この街

15 あなたは人気者
16 GET SMILE
17 テリヤキ・バーガー

  • アンコール-

18 雨

19 コンサートの夜

  • ダブルアンコール-

20 今日から




3 NEW SEASON
ライブタイトルにもなってるし、デビュー曲という扱いからも、予想できた曲。
実は音源持ってなくて、アマゾンで1円で買おうと思ったら、
最安でも700円くらいしてたまげた。
なにげにメロディーや曲の展開が美しい名曲だと思う。
飽きるとわかんないけどw



4 ザ・ミーハー
ライブアレンジのせいなのか、
たくさんあるであろうバージョンのせいなのか、
しばらく何の曲か分かりませんでしたw
まあ、ライブでじっくり聞くと、たいした曲じゃないなーと思ってしまったw
初めて作詞した曲なんでしたっけ?
「今だったらこんな詞かけないなー」とかMCで言ってましたが、
森高の詞なんていつだってこんなイメージなんだけどw
森高の子供がお気に入りらしい。




5 道
この直前のMCで早くもメンバー紹介があり、
ドラムを叩いている安田信二さんの書いてくださった曲で…
という流れで始まります。
サビがとにかく印象的で大大大大好きな曲。
実は音源持ってないけど、それでも知ってる名曲。
Bメロの低いメロディーも生だと聞きごたえがありますね。
かなりGJな選曲です。

この曲に限った事じゃないですが、
森高の曲には誰が歌ってるのか知らないけど、
コーラスが入ってる曲が多いです
(これだと「春も夏も秋も冬も」の後)。
それがライブだとほとんどカットされてて、
コーラス好きの俺としてはガックリだったなー。



6 私がオバさんになっても
唐突に来た、絶対生で聞きたい曲!!!!
コレと『雨』と『渡良瀬橋』は何がどう転んでも
絶対やるであろう森高の3大代表曲だと思います。
いい曲だし盛り上がるし文句なしです。


4〜6の間で、
最初着ていた服を脱ぐと、下からミニスカの衣装が出てきて着替え完了、
というのがあったと思います。
俺のイメージだと『私がオバさんになっても』の時だったと思うが…



7 ザ・ストレス
ザ・ミーハーと同じような感想。
俺は「ザ・森高」のバージョンしか持っておらず、
アレは余計なセリフが入ってて曲も長いので全く聞いておらず
(それこそストレス溜まるわ!)、
思い入れも無いですw
そもそも「ザ・○○」って表記がなんか嫌い。

往年の振り付けは健在。
まあ、森高の振り付けって今では考えられないようなユルイやつばっかなんだけど、
コレはまだちゃんとしてる方?

ここでは今着てる衣装の上からエプロンをつけます。
間奏でおぼんを持ちます。
おぼんを持ってどうしたかは、覚えてませんw

間奏の早口言葉は、
おなじみのものを交えつつ、最後は
きゃりーぱみゅぱみゅ むぱみゅぱみゅ…」みたいに今時感あるやつも!




8 SWEET CANDY
一気に時代が飛びます。
この時期のシングルはどれが来てもOKというか大差ないですが、
まあ、悪くないチョイスなんじゃないでしょうか。



9 二人は恋人
何気に森高で一番売れた曲。
ドラマの影響もあるんだろうね。
結構好きだし、売れたのも割と納得出来る曲。





10 渡良瀬橋
『二人は恋人』が終わると、
出演者達ははけて、幕が降りてきます。
緞帳みたいな分厚いものではない、
白いけど、ステージ側が明るければ透けて見えるような白い幕。
まあ、ステージは暗くなってるので、普通の白い幕として機能します。

そこに映し出される映像は、
youtubeにもアップされているこの10分弱の映像

を4〜6分に再編集したもの。
テロップは無く、変わりに森高の肉声が入ります。
八雲神社を「やぐもじんじゃ」と言ってて、
「え?正式にはやくもじゃなくてやぐもなの!?」と思ったのが印象的でした
(今WIKIみたら、やくもな所とやぐもな所があるのね)。
そしてそれを踏まえてちゃんと歌を聞くと、歌も「やぐも」って歌ってるのね。
「やくも」にも聞こえない事も無いけどw
去年撮ったので八雲神社が健在なのもポイント。


映像は渡良瀬橋の夕日で終わります。
そしてその夕日が映し出されたまま、ステージが明るくなり、
曲が始まります。
透けた幕の向こうで、
夕日の映像の向こう側で歌う着替えた森高(ロングスカートのシックなもの)、
演奏するバンド、という図式です。
1番が終わると幕が上がって、森高達もはっきり見えて
「あ、リコーダー持ってる!」ってのが気付いたりします。
なかなか良い演出なんじゃないでしょうか。
過剰気味なのかもしれませんが。


曲自体は、散々消費しつくされた、飽きてしまって何とも思わない曲ですが、
「誰のせいでもない…」のCメロの歌詞が個人的にはとても切なく胸に刺さる歌詞で、
じっくり聞くと涙腺に来てしまいます。
好んで聞く事は無いものの、かなりの名曲である事は間違い無いです。





11 一度遊びに来てよ
内容的に『渡良瀬橋』と続けて歌うのが非常にマッチした曲。
いい流れ!
しかし渋いチョイスだなあ…と思っていたら、
MCによるとだいぶ後にシングルとして発売されてるのね…
(しかも休止前の最後のシングル)。
さらにはライブでやるの初めてなんだとか?!
結構好きな曲だし、良い選曲だと思います。

なお、『渡良瀬橋』で座って聞いてた客も、コレで立ってました。
別に立つほどの曲でも無いと思うけどw



12 気分爽快
後半戦、盛り上がっていくよ!と、始まったのがこの曲。
サビの両手を左右に上げ下げするフリは、
会場が一体となって、自分が思ってたよりずっと気持ちよかった!
どうしても安達祐実の「ソーダで乾杯」がちらついてしまう曲w



13 17才
初日はコレの変わりに『ララ サンシャイン』が歌われた模様。
『ララ サンシャイン』はタイアップの影響もあって、
かなり手堅い選曲と思われたが、まさか日替わり対象とはなあ…
しかし、どっちがいいかと言われたら、断然こっちです。
アイドル色がかなり強く、会場も盛り上がる!
「早くー(はやくー!)」みたいなコールもあって、
森高の歌い方、ノリさえも他の曲と一線を画していたと思います。


12〜13のあたりでまたミニスカになっていた気もしますが、
違うかもしれませんw



14 この街
サビのフリが印象的。
ライブ前日にyoutubeを見ておいたおかげですんなり対応出来ました。
曲自体は、『道』並みに大大大好きなGJ選曲です。
この辺はライブの盛り上がりを考えれば定番&鉄板の選曲なんだろうなあ…

間奏ではお決まりのとんこつラーメンのくだりはあったが、
隕石が落ちてどうこう…ってのも言ってたような…
ああいうパターンは元々存在するのか、足利オリジナルだったのか…
気になるところです。




15 あなたは人気者
MCで、みんなと一緒に踊ろう、みたいな感じでフリレクチャーがあって、歌った曲。
それまでの初期中心の曲から、
いきなり後期のアルバム曲とは…
森高ファンにとっても意外な選曲だったんだろうか。
まあ、ライブ前日にyoutube見てたら
「今日足利で踊ってきました」みたいなコメントあって、やるの知ってたんだけどw

なんでも森高が初めて自分でフリをつけたらしいが、
森高の数々のユルいフリの中で、初めてがコレなの?!
ってのが意外でした。
曲自体はそんなに…まあ、悪くは無いけど。




16 GET SMILE
俺は「ザ・森高」に入ってる
「コンサート・アレンジ・バージョン」しか持って無くて、
あのイントロの
「てってってー てーててってってっ てってってー てーてててて」
ってのが大大大好きなんだが、
そのバージョンでは無い、別のバージョンで激萎え。
youtubeとか見ても「コンサート・アレンジ・バージョン」の名の通り、
ライブでは「コンサート・アレンジ・バージョン」の方が圧倒的に多いんだが…
何故ー!!!!!
全然「行くぞー!」って気になれなかった。
この曲もコーラスが熱いんだが、それも無いし…




17 テリヤキ・バーガー
本編最後の曲。
「最後なんで皆で盛り上がっていきましょう」みたいな感じで
歌う曲が、まさかのまっっっったく知らない曲とはwwww
ここまで知らない曲が一曲も無かったのにこのタイミングで!?
んでこれがまさに最後に盛り上がる的なノリの曲で
みんなの盛り上がりをよそにポカーンとしてしまいましたwww




18 雨
森高を代表する外せない曲。
渡良瀬橋』同様、消費しつくされた、聞き飽きた感のある曲で、
詞も別になあ…
思わず別の事を考えてしまう位、集中出来てませんでした。
せっかくなんだから、もっとちゃんと噛みしめて聞けば良かったw



19 コンサートの夜
この曲に関するいい感じのMC(内容忘れたw)を挟んでの歌唱。
これもかなり好きな曲だけど、
卒業式の帰りにみんなでコンサートに行く、というシチュエーションが
イマイチピンと来ないんだよなあ…
そう都合よくそのタイミングの日に、みんなが行きたいと思うような
コンサートやってるもんかね?
俺の中でこの曲は、卒業ソングとしても機能するなー、って思ってたけど、
ライブでMC含めてじっくり聞いて、やっぱり違うのかなー、と思ったり。



20 今日から
結構この曲を最後にやってくれて嬉しい!
みたいな書き込みがmixi2ちゃんねるに見受けられたので、
意外ながらも好評だったと思われる選曲。
自身の顎関節症のエピソードを交えつつ、思いをこめて歌ってくれました。
「DO THE BEST」をリアルタイムで新品で買った当時は
全然聞く気になれなかったけど、
今なら全然アリと思える楽曲&選曲。





○セトリについて
予想よりずっと前期、初期が多かった。
『気分爽快』以降の安定したアーティスト路線の方が
売上もあるし…と思ったけど、
俺が知らないだけで、初期は初期でしっかりオリコン上位に入ってんだよね。
で、歌うなら初期、前期の方が盛り上がるし、森高を代表する曲も多いし、
ファンもそれを望んでいるだろうし…
そう考えると、割と納得のセトリなんじゃないでしょうか。


ただ、『私の夏』『ファイト!!』『青春』あたりの
是非生で聞きたいオキニのシングル曲を始めとして、
まだまだ聞きたい曲はたくさんあります。
特に『私の夏』は夏にライブをやるなら絶対やるであろう曲だと思うので、
夏にライブが開催されるなら、是非行きたいです。
『短い夏』『夏の海』あたりも聞きたいし。

逆に冬にライブをやるなら
『ジン ジン ジングルベル』とか『SNOW AGAIN』とか
『銀色の夢』とかそれほど聞きたいわけでは無いのでパスしたいですw




○メンバー紹介
4曲目『ザ・ミーハー』と5曲目『道』の間に行われたメンバー紹介。
バンドメンバーは当時の人々なのか、全員50歳を超えてますw
皆さんレトロフューチャーとでもいうのか、そんな感じの衣装。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=479088598823196&set=a.346647242067333.79531.340128126052578&type=1&theater

特にベースの人は58歳には見えない!
30代でも通じるなーと思った。
そしてギターは…高橋諭一!!!
森高の歌詞カードを見ていれば、
この人の名前を知らない人なんていません。
へー!これがあの有名な!という感動がありました。
でももう顔忘れたw
ちなみにyoutubeでやってるセルフカバー企画のアレンジも
全て高橋諭一が手がけているそうです。



くまモン
中盤のMCで、くまモンの歌を歌ってる事に触れ、
会場から「聞きたい〜」の声→
「昨日は「聞きたい〜」の声が無くて困った」と、森高→
くまモンの歌を歌う→会場から「もう一回」の声…があったような→
「今度はみんなも一緒に歌いましょう」と、もう1回歌う。

俺はこのくまモンの歌を全く知らなかったので、
どうでもよかったですw
最近くまモンの中の人が、昔一緒に仕事をした事がある人だと分かったので、
「くそーあの人が着ぐるみ越しに森高と…」と、
ジェラシーの念を感じずにはいられませんでした。
まあ、中の人なんて何人かいるんだろうけど。



○年齢層
「30代後半の人〜」「40代前半の人〜」など、
会場の客に聞いて挙手させてました。
見る限り、一番多いのは40代、次いで30代、50代、といった感じか。
10代となると、親と来てるってパターンが多いですね。
60代や70代もちらほら…
また、地元の人も2割くらいいたかな?



○当日券
前売りが早々と完売したので、まさか当日券が出るとは思わずびっくり。
その内容は…立ち見!!!
1階席の一番後ろの座席のさらに後ろの通路っぽい所に立つシステム。
まあ、あの完売っぷりから考えたら、このレアなタイミングを考えたら、
立ち見でも見たいよなあ…



○MC
森高のMCなんですが…これが、なんとも言えずに良かったなー。
そもそも森高がどういうしゃべりをするのか全く分からなかった。
ラジオは聞いてたけど、所詮アイドル番組だし、
編集されてる可能性だってあるじゃん?
限りなく低い確率でも、その可能性がある以上、ラジオは真実じゃない、
そんな感覚。


けど、上手く言えないんだけど、森高の独特の詩の世界が、
うなずけるなー、というようなMC。
そこでそう返すか?!みたいなのが非常に多い。
いい例を挙げられないのが難なんだけど、
「遠くから来た人〜」みたいなやり取りで、
「ロンドン!」と言った人に
「それは嘘だな」と即答する感じとか、
「ええええもし本当にロンドンから来たらどうするの?」とか思っちゃうわけで、
けど、その可能性を即座にシャットアウト出来る感覚とか
すげーなーと思った。


他には、30日のライブの様子が一斉にスポーツ新聞各紙に取り上げられた事に触れ、
「ミニスカとか、オバサンじゃない、などの同じような書き方にちょっとムカッとした」
みたいな発言。
この「ムカッ」の言い方の可愛さと、
「そんな事言っちゃうんだ!」みたいな感覚が印象的。



そんな所かな〜。
他にもいろいろ印象的なMCがあったとは思いますが、忘れましたw



見てて思ったのは、森高って当時、Mステとかオリコン(多分)の
「恋人にしたいアーティスト」に必ず名前が載ってたけど、
恋人より友達になりたい、って感じがしたなー。
あのやり取り、受け答えからくる感じの良さと面白さは
恋人より友達って感じ。
所詮恋人にも友達にもなれないから、どうでもいい妄想なんだけどw
江口洋介と結婚したのが未だに信じられない庶民的な感覚もあると思う。