2017年 10/6 昭和女子大学人見記念講堂「「TOMMORROW NEVER KNOWS『ザ・森高』」:森高千里

http://www.moritaka-chisato.com/news_detail/5394.html



10分押しくらいでライブ開始。


1曲目の『彼女』のイントロが流れ、
youtubeに当時のライブのトレーラー映像が上がってるんだけど、


それと同じような感じで登場。
ライブの開始です。




〇彼女

楽曲自体はさほど好きではありませんが、曲の重厚な雰囲気がライブ映えします。
なお、衣装は過去と全く一緒ではありませんが、
同じような色合い、形状のものを着ています。




〇短い夏

きたきたきたー!!
今回のライブで最も聞きたい曲のうちの一つと言っていいだろう。
もともとこのライブタイトルである「ザ・森高」は、
当然ながら同名のベスト盤からのセレクトが多い。

このアルバムの方の「ザ・森高」、俺が中2くらいに兄貴の部屋を譲りうけ、
初めて自分の部屋を持ち、芸能界に興味を持っていったわけだが、
その時に兄貴が置いていった数々の漫画やCDといった遺産の中の一つであり、
唯一の森高のアルバムだった
(シングルは『ファイト!!』とかあったと思う)。



ぶっちゃけ当時の俺としては、ベストと言いながら
渡良瀬橋』『私がオバサンになっても』といった
ヒット曲が入ってるわけでもないし、
あまりピンと来なくてそんなに聞いてなかった。
『短い夏』は、そんな中でも、
地味ながらもなんとなくいい、レベルの曲だった。
☆3くらいかな。



ただ、時が流れれば「懐かし」がポイントとして加点される。
俺の音楽の原体験の頃に聞いたこの曲は、「懐かし」度はかなりの物で、
それを加点したら☆4は確実、
ライブで生で聞けるものなら☆5はあるだろう、って曲だ。


もちろん生の『短い夏』は素晴らしかったです。
フェードアウトで終わるCD音源も、ライブだとちゃんと終わりがあったし。

間奏の「アーサガツブ」とか言ってる所は、森高は歌ってなかったと思います。
かといって高橋愉一も口を動かしていたものの、彼だけの歌声とも思えず、
レコーディングされたコーラスが流れてるように感じました。




〇ザ・勉強の歌

これも当時から聞いてたけど、当時も今も☆2に近い方の☆3ですね。
もう既に覚えてない位w
良いとも悪いとも言い切れない森高のダサさがある曲だと思いますw



〇青春

超名曲きたー!!!!
これまた今回のお目当て曲。
「ザ・森高」の収録曲だが、当時はこの曲の良さに気づかず、
聞いてなかったんですよね。
よって懐かしポイントはそれほどでもありませんが、
そんなのが無くても十分名曲です。


「お気に入りはプリプリよ」という俺的パワーワードを保持するこの曲は、
曲もさることながら、とにかく詞がいい!
恋人と別れて前向きになってこれからがほんとの青春だ、的な歌詞は、
森高らしさも十分に出ている。




〇あるOLの青春〜A子の場合〜

青春繋がりのセトリなんだろうかw
アルバム「古今東西」収録のこの曲を認識したのは、
2013年の足利のライブ行った後に、森高モチベが高まり、
ちゃんと過去のアルバムも聞こうと思って買ってから。


よって歴史は浅いですが、印象に残りやすい曲。
特に俺の好きな森高曲に共通するようなキーボードのメロディが
しっかりとあると思います。
クールなテイストも特徴的か。
とはいえ、そこまでアガりきらない☆3。




〇ザ・ミーハー

この辺の曲は『ザ・勉強の歌』と同じようなフォルダに入ってるんだよなー。
よって☆3。
ライブの感じももう忘れたw




〇雨

MCを挟んでのこの曲。
皆座って聞いてました。

曲自体は名曲だと思いますが、代表曲故にあまりにも擦られてるので、
曲単体で☆4、総合的には☆2くらいのモチベw
あんまり感動しないんだよねw


ちなみにMCでは、昔の「ザ・森高」のライブに来た人を挙手させて、
思ったより手があがらなくてショックを受けてましたw
確かにそんなに多くは無かったが、あれから時も経ってるわけだし、
十分な人数に思えたけどなあ。




〇ザ・のぞかないで

『ザ・ミーハー』と一緒ですw




ザ・ストレス

今回のライブの最大の山場。
「ザ・森高」に収録されている『ザ・ストレス』は、
探検隊みたいな二人組の寸劇みたいなやり取りが入って、
7分35秒もの長さの曲になってるんですが、
そのバージョンが流れます。
つまり、寸劇が流れます。


そして映像には探検隊の2人のやり取り。
微妙な映像の古さと同じセットから、
当時の「ザ・森高」の映像である事がわかります。
冒頭の寸劇が終わり、映像とシンクロして森高が下というか奥の方から登場!
さらに衣装はお馴染みのピンクのミニスカのウェイトレス衣装!!!


これには会場も大興奮。
当時の森高と今の森高の競演、みたいな感じもいいです。
往年のフリや早口言葉もバッチリと決まってました。

ちなみに曲的には『ザ・ミーハー』と一緒ですw




〇NEW SEASON

ザ・ストレス』のウェイトレス衣装から壇上で早替え。
スパンコールがついてそうなシルバーの衣装になってました。


デビュー曲であり、盛り上がる1曲。
この曲をちゃんと認識したのは足利ライブ前後で、
「こんないいデビュー曲だったのか!」という驚きがありました。
クールな雰囲気がいいですね。
☆4。




〇臭いものにはフタをしろ!!

☆3よりの☆2かなあ…
どことなく漂うダサさが『ザ・ミーハー』以上。
しかしライブでは、盛り上がる1曲の流れとして十分機能してます。




〇その後の私

これも俺の好きな森高曲に共通するようなキーボードのメロディがあるので、
『あるOLの青春〜A子の場合〜』と同じフォルダの曲ですね。
☆3。
サビのコーラスがいいですね。




〇夜の煙突

サビはめっちゃ印象に残るが、
Aメロがかなり難解で「なんの曲だっけ?」って思っちゃうw
サビの交互に歌う感じも楽しいです。

この曲に限った事ではないが、後半戦は盛り上がる曲が並ぶセトリになっていて、
楽しさ、心地よさのある流れになってたと思います。
☆3。




〇GET SMILE

きたきたきたー!!!
しかもザ・森高だからか、コンサート・アレンジ・ヴァージョンの方!!!
曲も盛り上がりも最高です。
しかしサビの「行くぞー!」の所は、
「行くぞー!」の後で「フゥー!」と手を挙げる感じを想像してたら、
「行くぞー!」で一緒に手を挙げるタイプだったのでアレってなった。
「フゥー!」の方がしっくりくるんだけどなあ…w
☆4。

なお、本編はここで終了。





〇八月の恋

アンコール明けはライブTシャツってのが定番だが、
なんと、ザ・森高のジャケ写衣装を着て登場!!!
これにはアガりました。

曲自体は☆1〜2くらい。
アンコール明けでこのまったり選曲はどうなんだ?
とも思ったが、そのあとに盛り上がる曲が2曲控えてるから、
まあ納得か。




〇ファンキー・モンキー・ベイビー

あまりにも有名なカバー。
とはいえ、時代を感じるダサめのアレンジだし、
そもそも森高のライブで聞きたい曲ではないよねw
まあ、お手軽な盛り上がり要素はあります。
☆1〜2。




〇テリヤキ・バーガー

足利ライブで唯一知らなくてずっこけた曲。
しかも森高ライブの盛り上がりの定番、みたいな扱いだったからさー。
今回はさすがに覚えたのでばっちりです。
リベンジ達成。
曲自体は☆3。
ここでアンコールは終了。






〇この街

ダブルアンコール。
登場は早かったです。
衣装は変わらずザ・森高のジャケ写衣装。
今度こそTシャツかと思ったのにw
森高は疲労感は見せず、
まだまだいけるけど、お客さんの方が疲れてるんじゃない?
みたいな事を言ってた気がします。


待ち望んでいた曲ですが、曲が始まると「ザ・森高」に収録された
バラード調のザ・森高ヴァージョン!!!!
これは激萎え…っていうか思ってたのと違う!
確かyoutubeのトレーラーでは通常バージョンで歌ってたのに…と思いきや、
ザ・森高ヴァージョンが終わると通常のバージョンが始まるという流れ。
とりあえず安心はしましたが…
通常バージョンからいきなり始まって欲しかったなー。


やっぱイントロ、始まりは大事だからさー。
通常バージョンから始まるとのっけから高まってノリノリになれるけど、
ザ・森高ヴァージョンから通常バージョンだと、
不安からの安心感が強くて、もう曲全体が安心感に包まれて、
ノリノリな気分じゃなくなるんだよなー。
とはいえ、サビのフリはバッチリやります。

途中のセリフはCD通りかな?
アレンジした可能性もありますが、良く分からなかったです。
☆4。






〇セット

当時のセットを再現。
なんでも、当時のセットがそのまま倉庫に残ってたらしいんだが…
そんなでかいものが眠ってるものか?
とりたてて珍しいとも思えない鉄筋のセットだし、
何かで使いまわしたりしてるんじゃないの?


センター上にはLEDモニターがあり、
「ザ・森高」の文字が黄色で書かれています。
ザ・ストレス』の時は映像が流れ(後述)、
その後からは「THE 森高」の表記になり、『テリヤキ・バーガー』では
「THE MORITAKA」表記、
最後のアンコールの時にはまた「ザ・森高」に戻ってました。
意味不明の演出w




〇バンドメンバー

ギター×2、ドラム、ベース、キーボードという編成。
ドラムの人は当時もやってた、って言ってたかな?
ギターの一人は女性です。
で、もう一人のギターは、森高作家でお馴染みの高橋愉一さん!
バンマスも務められてるそうです。


森高の曲は印象的なコーラスも多いのですが、
コーラスも愉一さんがやってました。
ただ、それとは別にレコーディングされたコーラスも
流れているような気がしました。





〇フリ

今のアイドル事情、いや歌手事情からみても
考えられないような緩いフリが多いです。
とはいえ、完成形なのは間違いありません。
ツイッターではそのフリを絶賛するつぶやきも多かったです。
俺は別にそこまで絶賛はしないし、激しくてキレキレなダンスの方がいいけど、
別にこれはこれで激しいダンスとは別物の良さはあると思います。






そんなところで終わりです。
要所要所は記憶に残ったものの、
全体的には以外と記憶に残りにくく、とりあえず
「生で聞いた」ってのをこなしていった感がありますね。