2025年 3/16 武道館 『沖縄アクターズスクール完全復活祭』



〇開演前
16時開場、17時開演だったのですが、16:40頃から、
ダウン症のダンサーによるステージが始まります。
関東チームと関西・北海道チームの2チームが登場し、
それぞれ50人近くいたような…
ダウン症の人が頑張ってんなー、って感じのクオリティですが、
世の中にはこんなにもダウン症の人がいるのか!という
驚きがありましたね。
当然ダンスをしていないダウン症の人っていうのが、
これよりもっともっといるわけだし…
〇MC
このダウン症のコーナーだけでなく、ちょいちょいキャンキャンの人が
MCで出て来て、盛り上げてました。
やはりライジングの芸人と言えばキャンキャン、ってイメージがあったので、
嬉しかったですねー。
ただ、何故かピンで出て来て
「え、なんで?そこケチるの?」とか思ったりもしましたが、
圧倒的なボケの数で、かなり会場を盛り上げてましたね。
あれだけ実力があるのに、もっとメディアに出てもいいと思うんだが…
今回の件もSNSで告知してるわけでもないし、
そういう見えない営業仕事で充分成果上げてるんだろうか。
開演時間の17時になり、いよいよ本編開始。
今回のライブは、D&Dを始めとして、MAXや知念里奈といった、
往年のアクターズアーティストがメインではあるのですが、
今回のライブは、沖縄アクターズスクールの再始動を祝いつつのお披露目、
って意味合いも強いので、
特に前半は、沖縄アクターズスクールの良く知らない
若手アーティストのライブが続きます。
〇DIG IT!DIG IT !ONE
ディギディギワンと読むらしい。
今のアクターズはバンドもやるらしく、
そんな中の12歳前後っぽい男女5人のバンド。
ボーカルの髪のトサカ具合や、
女性メンバーの味のあるビジュアルなんかが印象的。
ドラムの子、可愛かったね。
曲は最早覚えてません。
〇映画プロモーション
よくわかりませんが
「STEP OUT にーにーのニライカナイ」という映画が先ごろ公開され、
今のアクターズスクールの若者男女が出演しているらしく、
その2人が登場しました。
俺は全くこの映画の存在を知りませんでしたw
なんか適当にしゃべった後、サプライズとして、監督の堤幸彦さんが登場!!!
ってか、この良く知らない映画の監督がこんな巨匠だったとは。
なんかオーディションで選んだらしいのですが、
アクターズスクールとか関係なく選んだら、
たまたま2人ともアクターズスクールだったとか何とか。
〇B.B.MASTER
当時のB.B.WAVESのメンバーが再結集したものが、
このB.B.MASTER。
今は今で新生B.B.WAVESがあるので、それと差別化するために、
名前を変えたんでしょう。
俺は当時のB.B.WAVESに思い入れは一ミリも無いし、
メンバーも全く知らないけど、
B.B.WAVESは漫画展開なんかもあって、人によっては結構思い入れはあるっぽい。
その当時のメンバーが、またこうして集まったっていうのは、
思い入れ勢にとっては激アツ展開になったんじゃないかと思われる。
メンバーは当時のB.B.WAVESにmisonoをプラスしたものらしい。
misonoは世代的にちょっとズレてるって事か。
misonoは後にソロの出番があるのかと思われたが、
このB.B.MASTERの一員としての出番しかなく、徹底してるなーと思いました。
みんなが今芸能活動をしているのかどうか分かりませんが、
勝手な推測ながら、大半の人が引退して、
それぞれの人生を過ごしているんじゃないでしょうか。
そんなメンバーが集まったってだけで凄いわけですが、
ビジュアルも勝手ながら「綺麗な奥さんって感じだなー」
「この人はバーか何かで歌ってそうだなー」と感じさせる絶妙のビジュアル集団で、
きつめの年齢好きの人も、そうでない人も楽しめるビジュアルの良さがありました。
俺は「Song For You」と「LOVE&SMILE」の盤を持ってて、
直前に軽く聞いて行ったんですが、その盤からの曲は、
みんなやったと言っていいんじゃないかな。
特に『LOVE&SMILE』は、佳作ながら手堅い良曲って感じで、
こんな曲あったんだー、という発見にもなりましたね。
一転、若い「今の」B.B.WAVES。
今のB.B.WAVES(と思われる)楽曲と、往年のアクターズ名曲のカバーを披露。
今のB.B.WAVESは、昔のB.B.WAVES楽曲を歌ったりはしていないんだろうか。
オリジナル曲は、ちゃんと今っぽいテイストが感じられ、
言い方を変えると、俺には刺さらない無味無臭感w
まあ、パフォーマンスはとても良かったんじゃないでしょうか。
ここのコーナーは撮影可。
どんどん拡散して宣伝につなげたい、という意向と思われる。
事前のインスタライブもやってたし、
新生アクターズスクールは、SNSも頑張っていきますよ、
というのが分かりやすく感じられた。



このパートは、『Tacata'』『BODY&SOUL』のカバーも披露。
その曲に合わせた人数になるのが、芸が細かい。
特に『BODY&SOUL』は、いかにも声変わりしていないであろう
小学生高学年くらいの男の子が歌っていたのが印象的でした。



そして、その流れで流れてきたイントロは、
俺の中の神曲の1つで、Folder5では一番好きな『Believe』のイントロ…
けど、人数は10人くらい出てきた?
明らかに5人以上いる…
と思ったら、ゲストボーカルで登場したのは、
ご本人のAKINAさんだあああああ!!!!
これはブチ上がる…が、心の準備が出来てないよー!!!
不意打ちだよー!!!
しかも、流れ的に撮影可のパートなのよね。
なので、AKINAさんの有志を写真に収める事も可能でしたが、
写真は誰かが撮ってSNSにあげるだろう、
それよりこの瞬間を楽しまねば!
と、凝視しつつのパフォーマンスに集中。
『Believe』に限らず、歌はフルコーラスではなく、
ショートバージョンのものが多く、
AKINAさんの出番は、
この『Believe』のショートバージョン(とエンディングの全員集合)のみ…
不意打ちで準備出来てなかった感もあり、正直不完全燃焼ではありましたね…w
そもそも俺のいるスタンド席、俺の周りは基本着席で見てるのよ。
んで、MAXとかDA PUMPの時に立つ感じで、
別にそれは良くて、俺も座って見てるんだけど、
じゃあ『Believe』が流れた瞬間に立ち上がる、
みたいな露骨な行動を俺が取れればよかったんだけど、
どうにも尻込みしちゃって…
周りが立ってないのに俺が立つってのもどうかと思っちゃって。
そういう諸々の葛藤が、AKINAのパフォーマンス以上に記憶に残ったステージでしたw
ろくに出演者を把握していなかったのですが、
DA PUMPの初期メンバーだった2人も出演するとは!!
DA PUMPも出るのに、それとは別なのね。
というか、KENはどうしたんだろう。
そもそも辞めた初期メンの3人は今どうしているのか、
芸能活動してるのか等、疑問は尽きませんw
B.B.WAVES(B.B.MASTERの方だったかな?)のダンサーを
4人ほどしたがえ、
『We can't stop the music』を披露。
周りの女性客も立ち上がって歓声を送り、
さすがにこれはブチ上がります。
が、1曲だけでヘコヘコと退場w
もちろんパフォーマンスしてくれたことに感謝なのですが、
こういう場だからとりあえず歌いました感も無くはないw
〇輝叶
これから売り出していきたいと思われる、
若い女性アーティスト。
ここも撮影可です。
今時の曲で、まあ、別にw
しかも3曲たっぷりフルコーラスだからさーw
曲のカッコよさや力強さとは別に、
気の抜けるようなMCが可愛らしかったです。


全然知らない人でしたが、Spotify見ると、
俺が思ってた以上に再生回数回ってるなー。
4万再生くらいしてた。
〇Neil
これから売り出していきたいと思われる
若い男性アーティスト。
声変わりもまだなのかな?
どうしても三浦大知を重ねてしまいます。


曲は別に…ですが、パフォーマンスのカッコよさと、
大物感を感じさせる、やや生意気でふてぶてしさを感じるMCは良かったです。
この後に「パンサー向井のふらっと」にも出る事になるのですが、
そこでのトークやアウトロクイズに真剣な様子も良かったしさー。
割と好印象で今後に期待したさあります。
〇知念里奈
まずは『DO-DO FOR ME』。
まあ、これは岡村&ナイナイ歌謡祭でたくさん聞いてるので…
と、着席で静観の構え。
歌謡祭では男性ダンサー2人がついていて、
よく岡村さんにいじられたりしていたのですが、
今回は女性のダンサーさんがついてました。
B.B.MASTERの人だったかな?
メドレー形式で『DO-DO FOR ME』が終わり、
次に流れてきたのは…なんと!
『precious・delicious』!!!
『Wing』あたりは予想してましたが、
この神曲がチョイスされるとは思わず、
さすがにこれは立ち上がります。
『Believe』での葛藤は、この瞬間のためにあったと言っていいw
メドレー形式故に短めでしたが、
それでも充分堪能しました。
そして安定の『Wing』へ。
やはり現役で活動されてるだけあって、
歌声のクオリティが素晴らしいなあと。
MCを挟んで、今の知念里奈といえば、のミュージカルの曲
『This Is Me』を披露。
知念さんの意向で、B.B.WAVESの人と一緒にコラボするような感じで。
歌詞もなんだかいい感じらしいのですが、英語なのでよくわかりませんw
〇島袋寛子
そもそも最近のhiroの活動って全く分かって無くて、
活動すらしてないんじゃないか?と思っていたのだが、
どうやら、2022年に「0」というアルバムを出していたらしく、
そこから2曲披露。
生のhiroの歌声やビジュアルは良かったですが、
当然曲は知らないし、コレジャナイ感…
しかもメドレーとかじゃなくフルでガッツリやるし。
と思ったら、MCを挟んで、さすがにSPEEDやるよね、と
『White Love』を披露。
今井絵理子のパートは客席に振って歌ってもらう形式だが、
客席声出てる!!!
ヒット曲の強さを感じましたね。
『White Love』はショートバージョンで、
続く『Bright Deylight』は、SPEEDではなくhiroソロ曲ではあるが、
待ちに待った初期曲…!
と行きたい所だったのだが…
hiroの初期ソロ曲は『AS TIME GOES BY』『Treasure』『Your innocence』
あたりは、うおおおおお!!!!!ってなるような曲なのですが、
『Bright Deylight』だけ
「あれ…なんか懐かしい、こんな曲あったような…」といううろ覚え感wwww
とりあえず、記憶に残ってない時点でお察し曲とも言えるかな。
本来は感涙のソロ曲チョイスともなりそうだが、
俺にとっては谷間曲で、いまいちノリ切れないまま終了w
Feelin' Good ~It's PARADISE~
Dream on the stree
if...
U.S.A.
というセトリ。
岡村歌謡祭で聞いた曲も多いですが、
ヒット曲多めの安定セトリで、
ファンも多くさすがに盛り上がります。
『U.S.A.』では、途中で袖で見ていたYUKINARI&SHINOBUを引っ張ってきて、
一緒にパフォーマンス。
2人とももともと登場予定が無かったのか、
思いっきり私服だし、離脱後の曲とは言え、
同じDA PUMPだったのか?と思うほど動けてませんでしたが、
共演する事に価値があるなあと。
どうせなら、メンバーだった時の曲で共演してほしかったけどw
〇MAX
いきなり『GET MY LOVE』『Seventies』『TORA TORA TORA』の、
初期ユーロヒット曲をメドレー形式で披露!!!
これにはブチ上がります。
この中のどれか1曲は聞けたらいいな…くらいに思っていて、
その中でも「せめて『TORA TORA TORA』1曲くらいかなあ…」と
思っていたからさあ。
ただ、MIXが違っていて(なんでも2019年のバージョンらしい)、
ユーロならではの特徴的なメロディーが一部カットされていたのは勿体なかった。
『BOOM BOOM BOMB-BA-YEA』『Lovin’Me』といった最新曲を披露した後、
シメに持ってきたのは、『Ride on time』!!!
この曲では、それぞれのソロパートの後に、メンバーのコールが入る仕様になっており、
そこが一番の驚きでしたwww
〇キッズダンサーコーナー
DA PUMPの『U.S.A.』『if...』
MAXの『Ride on time』『TORA TORA TORA』のサビに合わせて、
キッズダンサーが踊って、それをTikTokにアップして、
やったー、武道館で踊れて良かったね、
DA PUMPやMAXと共演出来て良かったねっていうコーナー。
このライブの最高潮であるDA PUMP,MAXの後に
こんなクールダウンコーナーが来るとは思わなかったw
ここからは復活枠、というくくりらしい。
D&Dが出るならMAXやDA PUMPといった大御所よりは前だろうな…
と思っていて、
「一体いつ出てくるんだ?!もしかして誰か体調不良で出演中止になってたりするんか?」と
不安に思っていたのだが、こういう分けられ方になってるなら納得です。
牧野アンナが『Love song 探して』を披露するのはあらかじめ公表されていたので、
驚きは有りませんが、これを生で見られるのは、相当な価値があります。
しかも、衣装は当時のジャケ写を再現!!!(わざわざ作ったっぽい?!)
ワンコーラスのショートバージョンであっという間に終わってしまったのが
残念過ぎる…
滅多に無い機会だからこそ、フルでやってほしかったよー。
準備もしてきただろうしさー。
ワンコーラスの準備とフルコーラスの準備、そんな変わらないでしょw
ついでに言うと『瞳は元気なブルースカイ』も聞きたかったw
〇D&D
ついにD&Dがきたぞおおおお!!!!
2人だけどおおおお!!!
現役の方々と、現役を退いた方々では、
やはりビジュアルに差があるなあ…というのを実感しつつも、
それでもやっぱり、D&Dであり、D&Dであることに価値があります。
2人だけど!
曲はワンコーラスのメドレー形式で
『LOVE IS A MELODY』『SUNSHINE HERO』の2曲。
単に短いのも残念だし、俺は『SHAPE UP LOVE』を待望していたので、
そこは残念でありますが、ボーカルのクオリティがCD並!!!
特に『SUNSHINE HERO』のフェイクには感動!!!
オリビア…あんた今まで何やっとったんや!!!
何故ここまでクオリティ保っていられる…?
〇スーパー・モンキーズ
うおおおおおこれは予想してなかったああああ!
言われてみれば、って感じだけど、
ここには安室以外のスーパー・モンキーズのメンバーがそろっているわけか。
というわけで、牧野アンナ、新垣寿子、NANA、MINAの4人で
『恋のキュート・ビート』、
さらにスーパー・モンキーズの追加メンバーにあたるREINA、LINAを加えた6人で
『ミスターUSA』を披露するという神展開!!!!!
これは全く予想しておらず、なんならD&D以上にアガった瞬間だったかもしれません。
俺の中では『ミスターUSA』は神曲中の神曲で、
『恋のキュート・ビート』も、☆3.5くらいだけど、
懐かし補正で☆4あるかもって位の曲だからさー。
しかも聞いてみてビックリしたのが、
いないはずの安室の声が思ったよりするのよwww
俺が安室の声だと思っていたのは、実は別の人の声だったのか…?
いや、そんなはずは…という不思議な感覚w
『ミスターUSA』では、
お馴染みの沖縄空手を取り入れた振りを生で見れてニヤリwww
サビ終わりのなんて言ってるかわからないやつも生で!!!
やはりショートバージョンではありますが、それでも満足度は相当高かったです。
MAXがB.B.WAVESと一緒にライブするとかいう告知を挟んだところで、
スーパー・モンキーズの6人に知念里奈、hiro、AKINA、輝叶という
女性アクターズレジェンド勢(になんで輝叶?)という豪華布陣で
『Give me a Shake』。
分厚いメンバーで見て聞いて楽しかったです。
みんなサビの振付やってるのさすがだなーって感じ。
そして、この豪華メンバーのパフォーマンスを、
何故かステージ上でスマホ撮影してるISSAwww
まあ、このレジェンドメンバーに、格でいったらISSAがいない方がおかしいので、
なんか良かったですw
〇エンディング
出演者全員集合(20時過ぎなので小学生メンバーは除く)。
で、これが感動。
全員で歌ったのは、SPEEDの名曲『HAPPY TOGETHER』なんだけど、
この曲は、アクターズスクールを卒業して、上京する人々を送り出す時に
歌われてた曲なんだって!!!
そのエピソードを聞いて、この名曲にそんな意味があったなんて…
アクターズスクールの仲間意識みたいなのを感じて、
自然と涙が溢れてきました。
詞がまたいいじゃんねえ。
そんな感じで、終わりです。
全体的な満足度は高かったですが、
D&Dで『SHAPE UP LOVE』を聞くまでは、
出来るだけ追いかけたいと思いましたw