2015 9/25 新宿ReNY 「鈴木結女×久宝留理子 LIVE ACTION 2015 《〜Buddies〜》」:久宝留理子・鈴木結女

http://www.drops-rk.jp/live/index.html


知人に誘われ参戦。
知人が遅刻してきたので、20分遅れで会場入りw
しょうがないので一番後ろからの鑑賞。
とはいえ、立ってる客は前から3列くらいで、
あとは皆座っての鑑賞ということもあり、最後尾からでも十分見やすいです。




前半は久宝留理子
会場に入った時は、3曲目の『めまい』終わりのMC…からの『雨やどり』。
いきなり来て、イマイチ印象薄い曲だなーw
その後の『ストーリーは転がっている』は、持ってない曲なので知りませんw
まあ、初見でも盛り上がれる良曲ではありましたが…


そろそろ知ってる曲が欲しいなー、と思ってると、
夢を追い続ける事の大切さを語る、
今の俺には多少の辛さを感じるMCからの『次の夢』w
じっくり聞かせた後に『あの空へ続けDREAM』での多幸感!
この曲は、個人的には毎回やってくれてもOKな曲なので、
聴けて良かったです。
しかし、カメラマンの人が俺の前をちょいちょい横切って、
しょうがないから途中で移動したりして、イマイチ集中出来なかったなー。

そこからは『泣くだけ 泣いたら おやすみ』という
通好みのアゲ選曲で盛り上がり方向へ。
コレ、アルバム曲だけど、比較的ライブでやってる方かな?
そして、『薄情』『「男」』という流れでシメ。
『雨やどり』以降のセトリの「流れ」としては非常にまとまりがあって
良かったと思います。



バンド編成は、俺がワンマン行ってた頃と結構変わっちゃってて、
ちょっとさみしかったかな…
まあ、久宝で一番大事なのはサックスだから、そこが健在なのは嬉しい要素でしょう。
そして今回は、元ソノダバンドのバイオリンの熱田さんが参加。
既にうろ覚えだけど、過去にイベントか何かで共演して、
久宝がツイッターで誘ったとか言ってたような…
過去の中西圭三ツイッターで誘ってるし、チラシ情報によると、
鈴木結女に対してもツイッターでDM送って、そこから交流持ったって書いてあるし、
活用してるなー、とw

バイオリンが加わる事によって、(俺にとっての)前半曲は
いつもと違う一味感がありました。
また参加してほしいなー。



『薄情』では、サビの「ばかばかしくって〜」のあたりが、
原曲とは違う下のメロディーで歌ってて、
知人も休憩時に開口一番
「いつから『薄情』あんな平坦なメロディーで歌うようになったの?」
って言う位、気になりましたw
よくある「高音が出ないから下で歌う」のとは違うんだよなー。
そこの原曲メロディーより高い所は全然出てるんだから。




休憩を挟んで後半は鈴木結女
リアルタイムでもそんなに知らず、CDも1枚も持っておらず、
おそらくやるであろう忍空の曲と、ついでに「街」の曲を
動画サイトでチェックして…って程度の参戦です。



結論から言うと、とても良かった。
衝撃的だった。
一言で言うと「感じいいな」、と思いました。


まず、ボーカルがあの頃と衰えてない。
あの頃をそんなに知ってるわけでは無いので、
ひょっとしたら衰えてるのかもしれないが、
俺にはそう感じなかった。
さすが歌手と思える歌唱力だった。



そして、外見が衰えてない。
俺は最後尾からの鑑賞だったから、前の方で見たらまた違うのかもしれないが、
30代くらいに見える外見。
イメージ通りのボーイッシュな感じも健在です。
後から46歳と知って、とてもその年齢には見えないなー、と。



さらにMCがいい!
ボーイッシュなイメージにぴったりのちゃきちゃきしたトーク
「かたじけない」とか「ありがたき幸せ」とか
武士みたいな独特のワードを織り交ぜつつ、
自ら自覚している早口でのしゃべりは、いい意味でイメージと違い、
面白いだけでなく、「いい人なんだろうなー」
という感じの良さがあった。




加えて、動きがいい!
ボーイッシュ、早口というキャラに合うきびきびとした動き。
曲によってはちゃんとしたフリのあるものもあり、
「こんなことも出来るのか!」という驚きがあった。
なんかちゃんとしたダンスも出来そうな感じ。



この4要素がしっかりしてるから、曲を知らなくても、
エンタメとして惹きつけられるんだよなー。
「面白いから目が離せない」みたいな感覚になるのよ。

一概には言えないが、久宝より良かったかもしれない。
俺の体としては、間違いなく鈴木結女の方が熱くなれた。

それは、
休憩中に飲んだアルコールの影響だったり、
久宝は途中からだったけど、鈴木結女は最初から見れたからってのもあるし、
久宝の時よりちょっと広めのスペースに立ってて、周りを気にせず体を
動かせたってのもあるし、
勝手知ったる久宝は、どうしても比較したり批評気味に見てしまう所があるが、
全く知らない鈴木結女は、あるがままを受け入れて純粋に楽しめる、
というせいもある。

様々な理由もあるが、結果として熱くなれたなー、と。




セトリですが、最初の方は今年出したマキシの曲が中心。
そう、鈴木結女は最近CDを出してるわけですよ。
これがいいのか悪いかはそれぞれあると思いますが、
久宝とは違う「現役歌手」としての一面があるなー、と。
最近の曲、という事で、90年代ガールポップの良さがあるか
わかりませんが、ライブで聞いた感じだと「ある」と思えるような曲だった。


このまま最近の知らない曲ばっかやるのか?
と不安になったところで、
『それでも明日はやってくる』『空の名前』『輝きは君の中に』
といった忍空曲が後半に登場。



『それでも明日はやってくる』は、
その前にやってた曲がバラード系の曲だったので、
その流れからか、しっとりとしたアレンジ。
「おいおい、俺が聴きたいのはこのアレンジじゃねーぞ?」とか
思ってると、二番から賑やかになってくるアレンジで、
安心したと同時に、
逆にバラードとそうでないのと両方楽しめたお得感あったかも。



他の二曲もしっかりと盛り上がり。
完全に忍空曲目当てで来てるっぽいような若者も見られたり、
オリコン的にはそれほどではないにせよ、
ヒット曲のパワーというのをしっかりと感じさせた。



客層ですが、ボーイッシュな外見のせいか、女性ファンが多い印象。
スタンディング率も久宝の時より多く、
ファン自体久宝より多いんじゃないか?っていう気さえしてしまう。
どうやらファンクラブもあるらしく、
「そんなに需要あんのかよ!」って所に驚いてしまったw



バンドメンバーでは、
ドラムの人はGLAYのボーカルみたいなどえらいイケメンで、
ロン毛が風に吹かれているのが印象的でした。
ツイッター見たらTMRのバックでもやってるらしく、
ラルクのtetsuyaさんからも声がかかったりと、
大物からもオファーのある実力者らしい。
俺としては、とにかくそのイケメンぶりが目を引いた。



今回のライブは、どうやら鈴木結女発信のライブなようで、
後半が鈴木結女になってたのも納得。
1年くらい前に同じ会場でGAO×鈴木結女も行われていたようで、
GAO、ってセレクトも、実に鈴木結女らしいな、とw
つーかGAOって海外行ってヒップホップ系に傾倒してたみたいだけど、
また元に戻ったのかな?



鈴木結女のライブが終わると、アンコールもそこそこに
久宝&鈴木結女が登場して、二人のコラボパート。
久宝は衣装を変えての登場ですが…
ゆったりとした服装はおばちゃん感を増し、
パンツルックの細見の鈴木結女との対比で、随分と太って見えますw


コラボ1曲目は鈴木結女のバンド編成で、
「ここで洋楽という選曲もありがち」という
久宝の発言もありつつの『ロックンロール・ウィドウ』。
鈴木結女は洋楽もやりたかがってたっぽいけどw


で、もう1曲は鈴木結女バンドをベースに久宝バンドが
一部参加しての『早くしてよ』。
なんでもこれは鈴木結女が是非やりたい!とのリクエストだったらしい。
歌詞の内容が鈴木結女のキャラに合わない事を茶化されたりしてたけどw
さすがにこれは本家の良さが光ったかな。



そんなところで終わりです。
とりあえず鈴木結女との衝撃的な出会いが印象的でした。
今のテンションとしては、是非ベストを借りてきて、
カラオケで歌いたいです。