2014年 4/19 東京カルチャーカルチャー 『MOSAIC.Hackathon〜タイムリミットレコーディング〜』:MOSAIC.WAV

http://web.mosaicwav.com/article/91430400.html




○良かった点


・すーみんがブッキングできた
イベント始まってすぐ、かやぴーは曲作りに没頭。
北条先生もCD盤面のイラスト書き。
み〜こさんも前半は暇だが、後半は出来上がった曲のレコーディング。
つまりは、話せる人がすーみんしかいない。

すーみんはモザのラジオのレギュラーとはいえ、
最近は他の仕事と被ってモザのイベントに来れない事も多かった。
仮に回せる人をブッキングできたとして、その人がモザに関連性が無いと
辛いわけだし、ここですーみんがいたのは大きかったなー。



・会場参加型のBメロ制作
やはり公開でやる以上、こういう企画は期待します。
今回は、事前にコードを書いたカードを客に引かせ、
そのコードを元に曲を作る、というもの。
コードの知識が無いのでサッパリだが、
見たところ、メジャーなコードとマイナーなコードの両極端に
寄ってたような気がしました。
そして、かやぴーは、マイナーなコードを引くことを期待していたような…
結果はなかなか面白いコード展開で、
それを見事に曲にしていました。
最初に曲を作ってから「詞の分のメロディーが足りない」と、
あとからまた作り直していたのも、工程として面白かった。




サクラ大戦風イントロ
最初に『檄!帝国華撃団』のイントロの解説をした後
(これが実に面白かった!)、
Bメロ同様、カードを引かせて、それに応じてメロディーをつける。
かやぴーの狙い通りの展開にはいかなかったけど、
それも含めての良さがありました。




・北条先生の公開盤面イラスト制作
イベント参加前は、北条先生が何かやるんだろうなー、とは思っていましたが、
ちゃんと把握してなかったんですよね。
かやぴーメインの企画かと思いきや、
「もう一つの見所」として大きな意味がありました。
「音楽知識は無いのでかやぴーの凄さは分からないが、北条先生の凄さは分かった」
みたいな意見もあったし。

かやぴーの意向を汲んで制作したキャラの足の太さなどで
天の声から修正依頼された話や、
天の声が北条先生のマイクを調節してる時の北条先生の冷ややかな目線など、
北条先生は天の声の事があんまり好きじゃないのかなー、
とか思ってしまいましたw




・み〜こさんのレコーディング風景
これは良かったなー。
ちょっと仕事モードっぽく、事務的になる感じがたまらない。
「こんな風にレコーディングしてるんだなー」というのが
一番良く分かりました。
一応保険で3テイク撮ったりする感じとか「へー」って思ったし。

あと、かやぴーがディレクターになる、というのも、
何となくそうかなー、と思ってたけど、はっきりと分かってよかったです。
ひょっとして、ディレクターは天の声とか、別のスタッフなのかなー、という
可能性もあったので。



・客の合いの手、コールのレコーディング
これは想定内、とはいえ、思ったより楽しかったなー。
思ったよりボリュームあるように感じたし。
みんなもノリが良く、ここ一番の見えない結束力を感じたw
ウェーブで声出すところとか、咄嗟のみ〜こさんとすーみんの連携も良かったし。



・協力的なカルカルのスタッフ

天の声「後で歌詞渡します」
カルカル店長(多分)「今渡した方いいんじゃないですか?」
「モニターに映したらいいんじゃないですか?」
天の声「データじゃない」
店長「じゃあコピーしてきます」

みたいな感じで、奥に引っ込んで、コピーしてきてスタッフがお客さんみんなに
プリントされた歌詞を配る。
この一連が凄く良かったなー。
当たり前なんだけど、お店側だってイベントの成功を考えている。
公開レコーディングなんてカルカル史上でもやった事の無い(多分)内容のイベントだし。
そんな状況で、天の声より良い提案、動きをしてくれたカルカル側に感謝したいです。



・かやぴーのドリンクが美味しかった



・来場者全員に、何故かいいちこのプレゼント!?
調べたら、カルカルでは何度かいいちこのイベントをやってるらしいが…
それだけの繋がりで、全く関係も無ければベクトルもあってない
こんなイベントで皆さんに配ってくださるとは…ありがたい!
飲めないけどw




○良くなかった点


・かやぴーは普段Windowsらしいが、会場で用意されてたのはMac
まあ、これは事情があるんだろう。
普段使ってるPCを持ち込むのは大変だろうし、
ノートでやるってのもしょうがない。
けど、WindowsMacって、操作性が全然違うイメージなんだけど。
Mac全然使えないし。

どうせ見るなら、普段の能力100%のかやぴーのパフォーマンスを見たいわけじゃん。
せめて、ノートでやるにしても、Windowsに出来なかったのかねー。



・曲作りに関して
その場で曲作り…という今回のメイン企画なわけだが、
確かにその場で曲作りしている。
真っ白な状態から埋めていっている。
けど、もっと会場の意見を取り入れて作曲していくのかと
思ったんだよなー。
実際Bメロは意見を取り入れた。
イントロもそうだろう。
けど、そういうのがもっとある、それこそ全編あるのかと思ったんだよなー。
これなら、その場で作曲だけど、事前に脳内で準備していて、
その場で書き込むのと変わらないような…って気になっちゃったんだよなー。

Bメロみたいな企画が全編であってもよかったし、そういうのを期待してた。
Bメロの方式をまんま全編がきついなら、
あらかじめサビを4パターン用意しておいて、
それをツイッターアンケートで決めるとか、
参加箇所がもっと多いと良かった。
終わってみれば、十分な満足度はありましたが、
全編において参加要素があればなー、という思いがあったのも事実。




・座席
俺のお気に入りの左側カウンター席が、椅子だしてなくて…
(それだけ売れてないって事か?)、
右側のカウンターは女性が座っていて、
女性の隣ってのもなあ…と思って、
今回、初めて正面座席に座ってみたんですよ。
これが…失敗だった。
正面なんで一見近そう、実際近いが、高さがあるので手元が見えない。
俺はキーボード好きで、かやぴーが弾いてる手元とかめっちゃ見たいのに、
そこが全く見えない!
さらに、出演者が見る用のモニターがあるのだが、
そのモニターに隠れて、み〜こさんの顔が全く見えないw
これは誤算だったなー。
これなら右側のカウンターに座るべきだった。



・み〜こさんのドリンクの名前が長すぎて頼みづらかったw





○その他

・早口な歌詞
最終的には全然気にならなくなったけど、
初めて聞いた時、いたずらにみ〜こさんのレコーディングの難易度を
上げてるのかと思った。
ぶっちゃけ早口だと聞き取りづらいし、曲の印象として
「んっ?」と気になる要素だったりするし、
不必要な早口はいらないかなー、と思った。
モザらしい、っちゃあらしいんだけどね。



・かやぴーが
「(もう時間ないので)手癖で作っちゃいます」とかいう場面が
多々あったけど、その感覚がまた「へー!」って思えた。



・「2015年に起こること」を探してくれば良かった…
この辺の前情報をちゃんと理解してなかった。
20世紀少年読んでて良かったw
あれ2015年だったのね。


・汁なしカレーうどん、美味かったなー。
カルカルの新メニューらしいんだけど、
他が800円くらいするのに、これだけ500円台でコスパに優れ、
それでいて量もそこそこあって美味しいのが○。
別イベントで3月に来た時は無かった気がしたから、
アレって思ったんだよね。



・北条先生は普段、洗い物をする手間を省くため、
カップのどんぶりのような使い捨ての容器を買って使っている。
「資源の無駄じゃね?」とか思ったけど、
「洗い物をしない→水道代がかからない、水を無駄にしない」という発想に
目からウロコだった。