I・愛 KANSAI/JK21

I・愛 KANSAI (初回盤DVD付き)

I・愛 KANSAI (初回盤DVD付き)

作詞:Shu
作曲:小松健祐
編曲:高瀬一也



先日の(といっても随分日が経ってしまいましたが…)カラオケ曲リストの中から
この曲を取り上げてみたいと思います。






初めてこの曲を聞いたのはUstreamA.I.S.Aだったと思います。
ライブでは無くPVだったような…
その時は、別にピンと来なかったです。
JK21という存在自体に安っぽさを感じていましたし、
「ふーん、大阪なのね、はいはい」っていう感じの楽曲と存在でした。



時は流れてアルバム「JK21やねん」を借りるわけですが、
その時聞いたら、随分印象が違ったんですよ。

この曲の最大の長所は、「大阪の下町人情」が歌詞だけではなく
メロディーにまで溢れている所だと思います。
大阪の下町に人情が溢れているのかも分からないし、
大阪の下町がどこなのかも分からないけど、
そういうのを想像させてくれる、想像力をかきたてられる、というのがまずツボ。


そのメロディーが初めて聞いた時は、「ダサイ、古臭い」という印象だったのですが、
改めて音源手に入れてしっかり聞くと、古臭さを超越した良さがあるのです。
特にBメロの、サビへとしっかり繋ぐ存在感の高さ、
「めちゃめちゃ、好き!」の力強さが秀逸。


詩も文句無いです。
関西在住の人にはツッコミどころがあるのかもしれないし、
それでなくても特徴を挙げてる箇所と
「1・2・3・滋賀 GO!GO!GO!GO!」というダジャレの混在や、
京都の「おいでやす」や大阪の「なにわ節」のような、
他の具体的な地名や名産とくらべると弱い気がする部分がありますが、
トータル的に見ればたいした問題ではありません。


また、これがデビュー曲、というのも実に良い。
シリアスではない、くだけた楽曲。
コミカル路線もいける、面白い気さくなキャラなんだ、
大阪アイドル特有の「歌って踊れてお笑いもできちゃう」の
「お笑い」の部分もあるんだろうなー、というのが曲から感じる事が出来る。

まあ、実際はJK21にお笑い要素があるのか分からないし、
そういうアイドルって大体大成しないイメージもありますがw





詞:35%
下町人情溢れるメロディー:65%



JK21の所有音源
JK21やねん