2012年 3/19 O-EAST 「30」:野宮真貴

http://www.missmakinomiya.com/info/2012/0211000009/



この手のライブには珍しく、休憩を挟む2部構成。
1部が19:00〜20:00、休憩が15分くらいあって、
2部が45分くらい、アンコール、ダブルアンコールという内容。
事前にしっかり告知されてた中塚武率いるバンドのしっかりした演奏と
野宮さんの安定したボーカル&衣装で、
ライブというよりコンサートと言った方がしっくりくるような、
そんな感じでした。





セトリは今回のメインとも言える最新アルバムから、
レキシの曲以外からは全部やり、
それ+『ハッピー・サッド』、
30周年という事で、過去を振り返るという意味から、
デビュー時のソロの曲、ポータブル・ロックの曲を2曲ずつ
(その割にピチカート後のソロは無い…別にいらないけどw)。
『トゥイギー・トゥイギー』は最新アルバムバージョンだけでなく、
ソロ時代バージョン、アンコールでブラボー小松雅-MIYAVI-らの
激しいギターアレンジのバージョンと計3回も披露。
そもそもそんなにバージョンがあった事すら知らなかったが、
それもまた歴史を感じられて良い。



僕はピチカート以外はそれほど興味も無く、
ボーカリスト野宮を意識した事が無かったので、
追いかける気も無かったのですが、
改めてピチカート以前の曲を聞いてみると、思ったより良い!
ソロもポータブル・ロックも毛色が違いつつも、
どちらも今聞いても僕の中では「アリ」と思わせられる楽曲。
しかも、その時は中塚バンドではなく、それ用のバンドをゲストに迎えての演奏。
その豪華さがたまらない。


ゲスト陣は雅-MIYAVI-がずば抜けてカッコよい!
雅のギター+ドラムというシンプルな構成で、
漫画みたいな分かりやすいカッコよさで
ギターを弾きまくり爪弾きまくる姿に痺れました。
帰りにブックオフ寄ってCD買っちゃう位w
基本バンド演奏はCDと同じようなクオリティでありながら、
それ以上の迫力のある素晴らしい演奏ばかりだったのですが、
それでもこのギター+ドラムの『スーパースター』が
ベストバウトだったと思いました。
スーパースターは雅…あんたの方だよ…って位。


あとはヒャダインも良かった!
ある意味期待通り、予想通りのリアクションであったものの、
衣装含めた外見の可愛さは予想以上であったし、
ヒャダインのコーラスと愛のあるリアクションは
見ていて聞いていて楽しいものでした。
『ベイビィ・ポータブル・ロック』自体が盛り上がる楽しいアレンジだし。




野宮真貴といえば、その衣装も注目の対象ですが、
今回も、自身の顔写真を大量に貼り付けたドレスなど、
ハイセンスな衣装が5〜6パターンほど。
しかも一部はステージ上で着替え!!!
まあ、上着を脱いだり着たりという単純なものだけど、
それにあわせて髪飾りを変えたり、
ヘアメイクだかスタイリストだかが帽子を被らせたり
髪を整えたり、野宮自身も鏡を見て直したり。
そういうのが目の前で行われている、というのがまた良かった。