村井聖夜は音ゲーなどで活躍するコナミの人で、
CDはコナミ通販専用のため、アマゾンリンクが貼れません…
http://www.konamistyle.jp/sp/seiya_1st/index.html
この曲って、最初聞いた時は、
そこまで目を見張るような楽曲では無いなあ…と思いました。
AメロもBメロも別になあ…って感じで右から左に流れていってしまう印象だったし、
サビもいいんだけど、めちゃめちゃ良いとは思いませんでした。
宇宙な世界観に合うアレンジも、
ウサギチャンレコーズあたりの面々や中田ヤスタカの活躍が
当たり前となった今だと、それほど大きな要素とは思えません。
ボーカルを務めるSanaも、好きか嫌いかと言われると好きだけど、
そこまで優秀なボーカリストとは思いません。
けど、何度も聞いているうちにスルメのようにどんどん旨味が出てきて、
離れられなくなる、繰り返し聞きたくなる、飽きの来ない1曲だと思います。
じゃあ、なんでこの曲をこんなにも聞きたくなるのかと考えると、
抜きん出てはいないが、絶妙のバランスで組み合わさった
ボーカル+アレンジと、サビで爆発する世界観なのかなあ、と。
「フィフネルの宇宙服」というタイトルは、正直意味分かりませんw
けど、なんかカッコイイ感はある。
想像力をかき立てられる。
実際曲中にはそんな宇宙を連想させられる歌詞がふんだんに登場。
これまた意味分からないというか、たいした意味は無いように思われるが、
宇宙を連想させるワード群は、俺ツボの「宇宙的」「星要素」を満たしてくれます。
そしてサビ。
「月の記憶より遠く 火星の恋より遠く」と
宇宙的スケールの大きさや距離感を想いつつ歌い上げる感じは、
マクロスあたりの歌姫が宇宙中の人に聞こえるように歌ってるかのような、
或いは特定の誰かに歌ってるかのような、
そんな錯覚をおこし、俺ツボの
「絵が浮かぶような、想像力が膨らむ曲」という要素を満たします。
音数の少なさは、無音の宇宙に星たちが煌めく感じがイメージできるし、
Sanaの美しくも特徴の薄いボーカルは、
いろいろ想像したり妄想したりする分には
邪魔にならないボーカルなんじゃないか、と思うわけです。
ちょっと強引かつ良く分からない解釈だったかもしれませんが…w
で、コレを書くにあたって、
「フィフネルの宇宙服」という単語をググってみるわけですよ。
分からないまま放置するのもアレだなーとか思って。
そしたらぶったまげたのが、この曲ってときめきメモリアルの
キャラソンなんだってなwww
あまりにもときメモと縁遠い世界観なんで、おったまげてしまいました…
キャラソン版は古川もとあきによる編曲。
村井版と比べると無難というか
一般的な歌謡曲ライクなアレンジで、
ホーンアレンジやギターが特徴的。
コレはコレで全然ありだと思います。
詞…というかフレーズの集合体:10%
曲:35%
アレンジ:20%
ボーカル:15%
曲を聞いてると入り込んでいく感じ:20%
村井聖夜の所有CD
・plug+program
Sanaの所有CD
・Brownie
・チェリ・ガール
・僕のトナリ
・Sana-mode
・Sanative